研究室のLinuxサーバに研究室外からリモートログインする

大学のLAN（大学内無線LAN接続など）からは研究室ネットワークのLinuxサーバ（ratchet）にリモートログインできる（各教室から利用するなどのケース）．また，自宅など学外からは大学が提供するVPNサービスを利用して学内LANに接続すればアクセスできる．

準備

事前に以下の準備を完了させる

自分のPC（ローカルPCと呼ぶ）に SSH（Secure SHell）をインストールする．VS-code の Remote SSH 機能拡張や，OpenSSH など，いずれかの実装がインストールされていれば良い．よくわからない場合は VSCode に Remote SSH をインストールするのが簡単である．（参考：VSCode の導入・設定）
学外（自宅など）から接続したい場合，大学のVPN接続設定が完了している．（参考：VPN｜総合メディアセンター）Cisco AnyConnect VPN（SSL-VPN），L2TP/IPsecでの接続のみ動作検証済み．Web-VPNでは接続できない．

ローカルPCのssh設定ファイルに，以下の設定記述を追加する．

    # 研究室の計算サーバ（研究室外からのアクセス用）
    Host ratchet_VPN
        HostName 133.20.58.97
        User *自分のアカウント名*

＊自分のアカウント名＊には別途指定されたアカウント名を入力する．

SSH パスワード鍵交換方式認証の設定（おすすめ）：SSH 接続のたびに毎回パスワードの入力をするのが面倒な場合はサーバへの SSH 接続でパスワード入力を省略するに従ってSSHの設定を行っておくと良い．

リモートログインする

自宅など大学外から

大学のVPNに接続する．（参考：VPN｜総合メディアセンター）
sshコマンドまたは VSCode の Remote SSH 機能拡張で ratchet_VPN または 133.20.58.97 にアクセスする．

    ssh ratchet_VPN
    または
    ssh 133.20.58.97

教室など大学のネットワークから

sshコマンドまたは VSCode の Remote SSH 機能拡張で ratchet_VPN または 133.20.58.97 にアクセスする．

    ssh ratchet_VPN
    または
    ssh 133.20.58.97

その他

ratchet 以外のサーバ（ ironhide など）にリモートログインするには，いったん ratchet にログインした後でsshコマンドで接続するか，ポートフォーワーディングを利用する．ssh設定ファイルに以下の記述を追加すれば，直接ログインできる．

Host ironhide_VPN
    HostName 192.168.11.11
    User ＊自分のアカウント名＊
    ProxyJump ratchet_VPN

Host sandstorm_VPN
    HostName 192.168.11.12
    User ＊自分のアカウント名＊
    ProxyJump ratchet_VPN

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Pattern and Media Informatics Labo. TDU